ホウネンエビ(豊年えび)

おいしいお米がとれる芥田谷の田んぼ、ホウネンエビをはぐくむ自然環境、きれいな水は米作りにも活かされています。

芥田谷の田んぼに住むホウネンエビのお話

  ホウネンエビ

田植えの季節、田んぼに水が引かれしばらくすると何処からともなく現れるのが「ホウネンエビ」です。体長2~3cm程度、よく見ると腹側を上にして泳ぎまわる不思議なエビです。   この「ホウネンエビ」寿命は1ヶ月程度と短く、産卵とともに死んでしまうそうです。田んぼの土壌に産み落とされた卵は、泥の中で越冬し、また翌年に出現します。江戸時代この「ホウネンエビ」が出現した年は豊作になるとしてよろこばれたとか…。   そんな「ホウネンエビ」ひと昔前は、どの田んぼでも見られたのですが、近年では農薬の多量散布や農地転用、休耕田化などが原因で、年々姿を消しているのが現状です。   実は非常に水質や環境の変化に敏感な生き物なんですね。昔から「ホウネンエビ」は豊かな水田環境のバロメーター的存在でもあるのでしょう。


※ホウネンエビ(ホウネンエビ科) 写真は体長約2㌢

江戸時代には「豊年魚」とか「豊年虫」と呼ばれ、これが水田に現れた年は豊作になると喜ばれたそうな…
甲殻類(エビやカニを含む仲間)のなかの鰓脚類というグループに属する、ミジンコに近い生き物です。
同じ時期に二枚の貝殻が付いたような動物(カイエビの仲間)が見られることが多いと思います。
同じように鰓脚類に属する生き物です。


ホウネンエビ① ホウエンエビ② ホウネンエビ③

ホウネンエビの生息する田んぼ

ホウネンエビ 芥田谷のホウネンエビ

ホウネンエビを捕まえた田んぼ。芥田谷では他のほとんどの田んぼでも発見することができます。

※写真右側の下側